こゝろ憶え

70億分の1の戯言。日常。

*酒と話と徳井と芸人 相席さん回、一部書き起こし

 

こんばんは。深夜更新が続きまくってますね。夏蜜柑です。

さて、今回は、あるラジオでの相席スタートさんと徳井さんのトークを書き起こしてみました。

 

 

実は相席スタートさん、今年に入って解散話をされていたそう。仲いいコンビのイメージがあるので、私も最初知ったときは衝撃的だったのですが、その内容、心境を聞いたら、なるほどと思いました。

この人たち、本当に真面目で健気。

ケイさんは生き方がとても真面目で健気。

山添さんはお笑いに対して本当に真面目で健気。

 

 

このラジオでは主に山添さんを軸にお話しが進んでいくのですが、普段聴けないようなお話がたくさん聞ける、本当に貴重な番組だなと。

 

 

書き起こしてほしいとリクエストもあったため、今回は出来るだけ、そのままの雰囲気で書き起こしました。

 

お酒の場での話のため、支離滅裂だったり、会話が成立してない部分もそのまま載せています。それも含めて雰囲気も感じていただければと思います。

 

 

私はこれを聴いて、月10ステ超えで相席さんのライブに足を運ぶ追っかけになりました。(笑)

 

 

本編は、ジョーキーさんの、「酒と話と徳井と芸人」というラジオで聴けます。そこの解散話の真相の部分から抜粋です。

 

 

 

 

**********

 

添「実はこれ初めて言うんですけど、一回その、ケイさんに、もうコンビ解散してほしいって言ったことがあって」

徳「へー!」

ケ「あ、そう!これマジで初めて表に。」

徳「でもなんでさ、そんなこと言うの?」

添「それは~もう…僕が一生、お笑いやりたいからですね。」

ケ「それはマジで…めっちゃヘコみました私。」

徳「どういうこと?」

添「…まぁ、その、ケイさんが実際にやりたいこともあるやろし、」

徳「うん。」

添「そのー、僕が、別にもう売れなくてもいいからやりたいことが、あ、完全に違うなって思って」

徳「売れなくてもね、インポッシブルみたいな感じね。うん。あれはいいよねーあいつらはね。」

ケ「ふふふ。インポッシブルさんたち。」

添「そしたら、そう思った時に早い方がいいと思って。」

徳「うーん。それはなんで、思い留まったの?」

ケ「いやーもうね。」

添「それはー、熱烈な説得によりですね。」

徳「ケイちゃんの?」

ケ「これは今思い出しても泣けます。」

徳「(笑)」

ケ「泣いていいですか?(笑)」

徳「うん。(笑)てか泣ける?泣けるって、」

ケ「いやーほんと辛かった~。」

徳「ハハハハハ!(笑)」          

ケ「ほんとに私も誰にも言えないくらい、」

徳「なんでなんで?そんなんだって、それはよくあることじゃんコンビなんてさ!」

ケ「いや!」

徳「普通5年もやってたら、普通解散の1回や2回なんかあるよ。」

ケ「しかも結構最近ですからね。」

徳「あー、なるほど。」

添「はい。そうなんすよ。」

徳「最近てのは、どんくらい?」

添&ケ「「今年(入ってから…)」」

徳「あっ、そう!」

添&ケ「「はい。」」

徳「こんだけ、M-1決勝間近と言われている中。」

ケ「いやー、」

添「んー…」

徳「なるほど。」

ケ「その、引き金になったことは、あるんですよ。」

徳「あるんだ。」

ケ「で私もそれが引き金になったってことは分かってるんですよ。」

徳「分かってるんだ。ちょっと心の中にあるんだ。」

ケ「分かってるんですけど、でも、それだけじゃないってことも分かってるんですよ。」

徳「あー、その積み重ねていったってこと?」

ケ「多分これを、あの、ドラマにしたら、」

徳「うん、泣いちゃってるけどね(笑)」

ケ「そう(笑)ドラマにしたら、あれが、引き金だって。」

徳「うん、ドラマには、しないけどさ。」

ケ「(笑)してぇ~!」

徳「(笑)あるんだ。」

ケ「ドラマにしたら、確実にあれが引き金。」

徳「それはなに、ケイちゃんが悪いなって、今思ってるの?」

ケ「私が悪いと思います。でも、でも、いやでも違うんですよね~多分。」

徳「ん~」

ケ「そのー、積もり積もったやつだってことも分かるんですよー。」

徳「まー、だから山添は多分溜める、まぁ俺もそうだったけど。」

ケ「そうですね~。」

徳「溜めるタイプなんだろうな。」

ケ「そうですね~。私は全く溜めないんで。逆にめちゃめちゃ言っちゃうんで。」

徳「まぁ、よくあるコンビの形だよね、それはね。」

添「言えたらねぇ、よかったんですけど。」

徳「うん、うん。」

ケ「いやー…」

徳「それは何でそのー、説得、なんて説得したの、それで。」

ケ「なんかそのまま、ヤダって、解散したくないということを伝えるしかないです」(泣き笑いで)

徳「(笑)なるほど、なるほどね。うーん。」

添「僕としてまぁ、1番、刺さったのは…私たちで、もっと面白いこと、その、私たちだからこそできる面白いことが、これからも沢山あるはずやから。っていうのが、」

徳「なるほどね。」(なるほどねの前も何か言ってたけど聞き取れず)

ケ「あー、泣いちゃう」

添「なんか…なんかやってきたことが、無意味じゃなかったんかなと思うところがあって、」

徳「んー。いやでもほんとに納得してんのそれ?」

添「…いや、だからその…、いや、あのー」

ケ「難しいとこですよね…」

添「んー、いざ、だから僕は本当、コンビでやってきたネタが全てみたいな考え方があって、それで笑ってくれる人が、1人でも2人でも増えたら、この仕事、選んでよかったと思うんで。それだけを思って、それが1番楽しいですし、やりがいありますから、そうやっていきたいって気持ちで、やってきてるんですけど、それがまあ、その、まあ、要所要所でこういう、場を設けて頂いたときに、まぁケイさんの本音も聞くわけじゃないですか。そのー、私は別に1人でも生きていけるしこれで、やりがいを感じてるから、1人でまぁ例えば小説…あ、小説じゃなかった。エッセイを書いたりとか本出したりとかっていうところで私の需要もあるし、そっちでやっていきたい、あんたはどうしたいのって言われた時に、まぁ、あのー…改めて、あ、その部分での足並みは揃ってなかったと感じるというか。初めてそういうときに考えさせられるといった感じですね。」

 

徳「でも同級生じゃないコンビでさえ足並み揃ってなくて、段々…男男のコンビでも、まぁうちらでもそうだけど足並みなんか揃ってないから、基本的にやっぱコンビの足並みは揃わないと思う。で、まぁほんとに最近、最近ね、ほんとに言われたのがあってさ、俺も、山添と同じみたいな感じで、あんまり俺目標がなかったのよ。俺のほんとに元々お笑いやりたかった理由は、1番面白くなりたいって理由だけだったの。」

ケ「へ~!」

徳「だけど、どうやらテレビに出たり、舞台で観てると、無理っぽいなって思ったのよ。こんな、だって言ったらダウンタウンがこんなに面白いと思わなかったから。」

ケ「あ~。」

徳「こんな、ダウンタウンDXと、HEY HEY HEY!!がやってることって、もうほぼ、神の領域に近い。面白くない人間を面白くしてっていうことを毎週台本の中でやり続けるって、もうほぼ神のやることだと思ってああ、無理なんだなって思ったけどまぁコンビ組んでて、まぁ吉村もいたし、やっててで、うちも凄い似たようなパワーバランスで、凄いまぁ罵声を浴びせられ。俺はもうほんところ、だから俺やっぱ、吉村なんか女じゃないからほんともうこ○そうと思ってて過ごしてたけど、な中、まぁ色んな先輩の凄い部分も見せられて、あ、いや、ほんと辞めた方がいいんだろうなって思ったけど、俺は山添みたいに辞めようって言えなかったから、ほんと辞めようって言えるんだったら辞めてたと思う。でも言えなくて、ずっと続けてて、俺ホントなんのためにやってんのかなーって思ってた時に、まぁ、こういう後輩芸人とか後輩のアイドルとかが、困ってるんだったら手助けしたいなくらいの気持ちで思ってたの。」

ケ「へ~。」

徳「だからそれで、別に俺が芸人やめてもいいかなって思ってた時に、これ、俺は山添にまだ言えないかもしんないけど、ま、ノブさんね。千鳥のノブさんに。偶然そう、飲みにいくわけよ。んで、こんなことを言ってたら、でもな、徳井と。今、俺はお前の一言が聞きたい。って言うのよ。だから、」(泣き出す)

ケ「(泣き出す)何て言うの~何て言うの~。」

徳「だから、ゴリっといってみ。って言うの。」

ケ「うわぁ~。」

徳「でしょ。泣けるでしょ~。」

ケ「泣ける~」

徳「泣けるでしょ~。そう言ってくれたからやってんの俺。」

ケ「いや~もう、こういう…あ、すみません。」(スタッフさんおしぼり持ってくる)

徳「ほら、みんな涙してるとね、おしぼりきたね~。(笑)ゴリっといってみ。って今年1年。だから俺ほんと今年1年は…今まで思ったことなかったよ、でもほんと人の、吉村と一緒にいて、肘入れることなんてほんと1回もなかったの。吉村がいきたいならいきなって。だから他のアイドルの子に振って、それが面白いならいいって思ったけど、今年はもうゴリっといってみって言われたから入れてんの。肘をどんどん。」

ケ「いいですね。ゴリっといってみっていう幅がある言い方がいいですよね。言いたいこといいな。とかじゃなくて。」

徳「そう。っていう。まぁ俺がさ、山添にそれを言うのはなんかちょっとなんかちょっと手前みそだから違うけど。」

添&ケ「「いやいや。」」

徳「けど誰かに、誰かがきっと山添のこと待っててっていう時期がくるかもしれない。」

ケ「いやそうだと思います。」

徳「うん。ほんと俺は思うよ、ほんと山添は凄いと思うし、俺本気出したら山添はもっと売れるし、もっと面白いと思う。」

ケ「私もそう思ってるんです。」

徳「でも、それを、本気にさせる人はきっと山添が、ほんとに好きな人で、ほんとに信頼してる人に言われないと動かないと思うんだよ。別にそんなスタッフさんがさ、面白いって言ってもさ、あーはい。って思うじゃんきっと。だからお前が心の中から尊敬してる人に言われる日がくるかもしんないからって、俺は思うけどね。」

添「うーん。」

徳「うーん。」

添「まぁねー…」

徳「まぁでも少なからず俺は思うけどねほんとは。山添は…んー、すぐこの番組変なネットに載っけるから怖いけど(笑)」

ケ「(笑)」

徳「俺は、(フット)後藤さんとかになれるとなれると思う、ほんとに。」

添「いやいや、」

ケ「いや私も、誰になれるとかはほんとに分かんないんですけど、山添はもっと出来る人ってずっと思ってるんですよ。」

徳「んー。俺は後藤さん、までマジでイケると思うよ。お前がその気になれば。」

添「いやいや、(笑)そんな、あの、」

徳「その気になるってことはやっぱ多少、叩かなきゃいけないときもあるんだよね、これがまた。残酷なことで。弱い、弱いやつをたたいて、強いやつに、戦っていかないといけないときがあって、だからそれを、でき、やろうって、思う瞬間がないと、きっと山添は(叩くことは)楽しくないと思うけど。いやまぁこんだけやっぱ、相席スタートおもしろくないって言う人いないでしょきっと。」

ケ「いやいや、まぁそれは、わからないですけど…」

添「うーん…」

徳「だからM-1が、俺は、標準じゃないと俺は思うんだよね。ま、決勝いって…準決勝まで行けば十分だよもう決勝いって優勝…んー。」

添「俺は、あのー、極端な話、そのー、ザマンザイでも、M-1でも、キングオブコントでも、決勝いかせてもらえたとしても…なんか、決勝いけへんかったり結果出さへんかったりしても、最悪2人がめっちゃ、今年のネタおもろいの作れたなって、言えたら…僕としてはいいって思ってるんで」(徐々に声が震えていく)

ケ「それは私も思ってるよ~。もう泣いちゃうもう。」

添「なんか…コンビ組んでからもずっとね。その核の部分で、お笑いをこう、最優先出来てないっていう部分は、あって。少しずつでも、1年目よりも2年目、2年目より3年目ってコンビ組んでから、増えてきてる部分はあるから、やってこれてるみたいなんが、正直なとこですね。」

徳「まぁ言ったらよく甲子園って言うじゃん。」

ケ「うん」

添「賞レースは、はい。」

徳「でしょ?甲子園じゃん。」

添&ケ「「はい。」」

徳「で。ようはバッテリー組んでるわけじゃん。ね?大阪桐蔭で、ピッチャーとキャッチャーでこう、組んでる。で、甲子園なんて、意味ないのよ、ほんとに。」

ケ「そうっすねぇ…」

添「はい。」

徳「甲子園で優勝したチームに凄いことなんて、別に俺はないと思う。で、その後、どんだけ努力できるか。」

ケ「三拍子たかくらさんに、電車で会ったときちょっと喋ったんですよ。そしたら、M-1を15年で、出られなくなっちゃって、それから、めっちゃ漫才やるのが楽しいって言ってたの。」

添「いや、僕自身そんな賞レース…もちろん、出たいし、それが評価されたことはめちゃくちゃ嬉しいし、その、次の1年めっちゃ…生きる糧ぐらいにまでなるから、凄い意識もしてますけど、それくらい大事でも、その…あ、今年めっちゃええネタ、ほんま出来てて、相方と分かち合えることの方が、僕としてはデカいんですよ。」

徳「んー。なるほど。」

添「はい。」

徳「ネタががやっぱ1番なんだ。山添は。」

添「そうです。僕の中でネタが1番で。でそれが、1番近くで相方と分かち合えて、それがお客さんに伝わって、お客さんがどんどん、あのー、あーそれ面白いねって言ってくれる人が増えるってことが1番、大事。」

徳「うーんそっかぁ、そうなると確かにな、難しいは難しいか。そうか…」

添「だから、まぁ、色んな伝え方があるし、やりたいこと、ケイさんのやりたいこともうめっちゃ明確なんは、素晴らしいことやと思いますし、それが僕にないからあれなんですけど。まぁ、組んだ当初から分かってはいたものの、という感じですね。今自分が、思っているところは。」

 

 

**********

 

 

お疲れさまでした…いかがでしたでしょうか?

 

少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

 

 

ほんと、好きになってよかったと、思います。

 

この直向きさがいつか報われることを願って。

 

 

 

これからも、応援し続けていきます😊

 

 

 

では!

 

2018.08.13